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ヒトの動きに反応するランプを用いた動的なランウェイ

2008/5/4 日曜日

現在Maker Faireに参加すべくサンフランシスコに来ております。Maker FaireはOreilly社主催の世界最大のDIYイベントで、個人から企業までさまざまなMakerによるプロダクトが展示されています。

今日は某アパレルブランドのイベント用に考案したプロダクトを中心としたインテグレーション企画です。

企画内容

ヒトの動きに反応するランプを用いた動的なランウェイ

モチベーション

後輩の先輩(なんか変な日本語ですね)が某外資アパレルに勤務しており、そこのイベント用のインタラクティブシステムを依頼されたのが企画考案の始まりでした。

この某アパレルは世界で初めてランウェイにフォログラムを使用してみたりとなかなか実験的なことに対する許容範囲が広い会社のようです。とはいえ、インタラクティブな仕組みはまだ採用されておらず、依頼側も手探りな状態でした。このような状況では、シンプルかつわかりやすいインタラクティビティを導入したうえで、ヒトとシステムとフィードバックループに明確な必然性を組み込むことが重要となります。

ところで、某社でヒトの動きに反応して動くランプを販売しているのですが、これを発展させた上でランウェイに組み込むことを思いつきました。すなわち、ランウェイの左右に直線状にランプを配置し、モデルがウォーキングをするその動きに従って、ランプが動き、また、明度を増加させていく、という仕組みです。観客からすればランプの光に包まれたモデルが光源体そのものとなってランウェイを進んでいく、非常に美しいシーンを見ることができるのです。

これはなにか

動的なランウェイは、ヒトの動きに反応して回転し、光のボリュームを増減させるランプを線形に配置することによって構成される。

システム

ランプにエンベッドしたマイクロコントローラによりセンサとアクチュエータの制御を行う。まず、センサ部は、赤外線センサを用いる。これにより、ヒトの発する赤外線を検出し、差分からヒトの動きを判定する。次に、アクチュエータ部は、フルカラーLEDとファンを用いる。フルカラーLEDライトは、PWMにてランプの光のボリュームを制御する。ファンは、ランプ上部に設置され、シェード内部に向かって風を送ることでランプそのものの物理回転を生成する。

実際にランウェイ上の人の進行に合わせて光源が移動するようなイメージを演出するには、厳密にはヒトよりも若干先のランプが動作する必要があります。したがって、ランプ同士の通信用の赤外線送受信機を組み込み、ランウェイ開始直後のランプからヒトの進行スピードを計算した上で、自動的に光源を移動させる機能を付与することも考慮に入れるべきでしょう。

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