意味性と場所性を意識したショートムービー録音アプリ
2008/1/20 日曜日
今回の企画は,実際にプロトタイピングを行い,友人の結婚式で導入したアプリケーションです.プロトタイピングでは,webサービスとしてではなくローカルで動くアプリケーションとして実装しましたが,Flashベースで実装して,webサービス化してもよいかもしれません.
企画内容
意味性と場所性を意識したショートムービーレコーディングアプリケーション
モチベーション
以前別のエントリでメッセージ性を持ったムービー生成システムについての企画を紹介しましたが,筆者自身,どうすればこの手のムービー生成/録音サービスで商品価値を生み出すことができるかということを考えてきました.
このエントリのあと,TechCrunchでも出会い系用のショートムービーをアップロード可能なwebサイトが紹介されていました.このエントリの中には3つのサービスが紹介されています.
SayHeyHey:YouTubeと出会い系の融合。ひどいビデオあり
WooMeやSpeedDateがウェブカメラを使って愛を語るのに対して、SayHeyHeyは一方通行のYouTube的アプローチ。自分を撮ったビデオをアップロードするか、ウェブカムで直接録画する。サイトを覗いて気に入った相手を見つけたら「自己紹介」を送ることができる
このような形で単に映像を録音・共有できるだけでなく,映像制作という行為そのものに意味を持たせることが重要であると考えています.この点に注目し,愛を語る,という意味性に加えて,場所ならではの特殊性を付加したサービスが今回の企画です.具体的には,ハウスウェディングなどの付帯サービスとして導入することを想定しています.
昨今のハウスウェディングでは,新郎・新婦の生い立ち・出会いまでのムービーを作成してくれるサービスが存在します(実際,映像制作経験のある友人がいるならば,その方に依頼したほうがクオリティはさておき,色々と融通が利くのでそちらのほうがよいかもしれませんが...).これは主催者側からお客への「おもてなし」の一環と思いますが,逆に,お客から主催者(新郎・新婦)へのおもてなしとして,メッセージビデオを録音するサービスがあると良い記念になると思いませんか?
これはなにか
本アプリケーションは,ブライダルなど人生における特定のイベントというコンテキストにあわせてカスタマイズ可能な,ショートムービーを作成可能なアプリケーションである.
ここでは,例えばブライダル会場という場所の特殊性,および,新郎・新婦に対する感謝の言葉という意味の特殊性という2つのコンテクスト上の特殊性を保持しています.
利用の流れ
ユーザはスイッチを押してショートムービーの録音を開始する.
録音時間は可変である(デフォルトでは30秒).
完成したムービーはQuicktimeフォーマットでレンダリングされるほか,モバイルで視聴可能なエンコード方式(3gp/3gp2)でレンダリングされる.
結婚式など,晴れの場では出費も厭わない方が多いと思われますので,こういったメモリアルなサービスは需要があるだけでなく,導入していただける可能性が高いのではないかと思います.スイッチなどを使用せず,完全にwebサービス化してしまえば,マシンを持参する必要もありませんので,輸送コストも軽減されます.
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